競合ウェビナーの分析方法|比較項目と企画例

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競合のイベント告知から自社のウェビナー企画へつなげる

競合が毎月ウェビナーを開いていると、自社も同じようなテーマで開催すべきか気になるものです。ただ、告知を見ただけでは、どれだけ集まり、どんな相談につながったかまでは分かりません。まず確認できる情報を同じ項目で残し、自社の企画に使える違いを探しましょう。

競合ウェビナー分析は、同じ顧客の課題を扱うイベントについて、テーマ、対象者、登壇者・共催、告知の方法、次の行動への案内を比較する調査です。告知で確認した事実と本編で確認した内容、未取得の成果を分けて記録し、自社の顧客が知りたいことや説明できる材料から企画を選びます。

この記事でわかること

  • 競合のイベントを選び、告知情報を同じ項目で記録する方法
  • 開催・申込・参加・商談を取り違えずに比較する考え方
  • 架空の企画例から、自社で試す内容と確認方法を決める手順

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競合ウェビナー分析で、決めたいことを絞る

テーマを集める前に、企画の何を判断したいかを決めます。対象者を変えるのか、説明する課題を変えるのかによって、比べる催しも調査項目も変わります。

同じ課題を扱う競合のウェビナーを選ぶ

同じ顧客の課題を扱う催しを選ぶ

ウェビナーは、オンラインで行うセミナーです。競合の催しを調べるときは、自社と同じ商品分野の企業に加え、顧客が同じ課題の解決方法を学ぶ相手も候補になります。

たとえば、業務システムを検討する担当者は、製品会社の操作紹介だけでなく、支援会社による業務改善の講座も見るかもしれません。実際の顧客への確認や商談で名前が挙がる相手から、比べる候補を選びます。

最初は「導入前の担当者が、社内で整理すべきことを学べる企画を考える」のように、対象と目的を一つにします。市場全体の競合分析や、フレームワークを広く使う調査とは範囲を分け、今回の企画に必要な情報を集めます。

競合分析の観点をサイト・SNS・プロモーションなどに分け、顧客の検討段階も踏まえて自社の打ち手を考える方法を説明しています。

出典元:株式会社才流|BtoBの競合分析テンプレートと分析の観点(要約)

主催・共催、ライブ・再配信を区別する

自社開催、複数社の共催、外部イベントへの登壇では、主催側が担う集客や、話せる内容が変わります。開催形式を一つの欄へまとめず、どの立場で関わっているかを記録します。

同じ内容の再配信と、新しい企画は分けて数えます。ライブ、録画の時間指定配信、いつでも見られるアーカイブも区別すると、開催回数の増減を読み違えにくくなります。

BtoBの競合分析|比較項目と営業への生かし方ウェビナー以外の訴求・提供内容も含めて、BtoBの競合を調べる項目を整理できます。関連記事|DSSお役立ちコラム

告知ページを、同じ項目で記録する

公式のイベント一覧、個別の告知ページ、共催先や公式SNSなどを確認します。一つの催しを別のページで見つけても、同じ開催として扱えるようにURLと日付を残します。

競合ウェビナーの開催日とテーマの変化を記録する

テーマ・対象・内容・導線を台帳へ残す

次の項目を基本に、今回の問いへ関係する情報を記録します。紹介文を長く写すより、対象と得られることを自分の言葉で短く整理すると、後で違いを見比べやすくなります。

記録する項目残しておきたい内容
開催の識別主催者、共催者、開催日時、形式、告知URL、確認日
対象とする人部門・立場・検討段階、参加条件
テーマと得られること扱う課題、学べること、紹介する事例や実演
内容と登壇者公開されたプログラム、役割、専門領域
告知と次の行動確認した掲載先、申込の案内、特典、相談や資料への導線

公式ページや共催・SNSなどの告知を調べ、開催日、テーマ、対象者、共催先、案内する行動を継続して記録する方法を説明しています。

出典元:リアンカー|競合のセミナー・ウェビナー情報を追う方法(要約)

継続開催は、変化を調べるきっかけにする

開催回数や定員だけで、人気や成果を判断しないことが大切です。同じテーマを続ける理由には、好評だった可能性のほか、録画の再利用や定期開催の計画なども考えられます。告知だけで理由を決めないようにします。

時期ごとに対象者、登壇者、共催先、得られることが変わったかを見ます。たとえば、入門的な説明から特定部門の事例へ変わっていれば、どの課題を具体的に伝えるようになったのかを調べるきっかけになります。

一つのイベント告知だけで、会社全体が事業方針を変えたとは断定できません。製品紹介や公式発表にも同じ変化があるかを確認し、観察した事実と解釈を分けて残します。

競合のイベント紹介ページなどを見ている方へ、自社サービスを知ってもらう広告も検討できます。配信の仕組みをご確認ください。

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告知から分かることと、開催の成果を分ける

競合の告知は、何を伝えようとしているかを知る情報源です。参加人数や商談などの成果は、別の情報として確かめる必要があります。

告知の開催情報と登録・参加の成果を区別する

申込・参加・商談は、それぞれ別の数字

登録した人が全員参加するとは限らず、参加した人が全員商談へ進むわけでもありません。告知に書かれた定員は受け入れる予定の人数であり、実際の登録者数や参加者数とは区別します。

自社の実績を見るときも、登録数、当日の参加、録画の視聴、相談などを分けます。重複登録や社内の参加者、集計期間をどう扱うかを決め、同じ数え方で比較してください。

配信サービスの機能で確認できる指標は異なります。利用中のサービスで何が取れるかを確かめ、登録情報をそのまま視聴完了の記録として扱わないようにします。

Zoomは登録情報と出席状況のレポートを区別し、出席者の参加・退出や滞在時間などを確認できると説明しています。オンデマンド配信では、録画視聴の登録者をライブの出席者とは別に確認します。

出典元:Zoom公式|ウェビナーレポートの生成、Zoom公式|オンデマンドウェビナーの利用(要約)

本編や開催後の案内は、確認した範囲で書く

見た告知、視聴した本編、未確認の内容を分けて記録します。告知に事例紹介と書かれていても、実際の説明や質疑まで確認したとは限りません。公開アーカイブを見た場合も、視聴した部分と公開時点を残します。

参加やアーカイブ閲覧に条件がある場合は、その案内に沿って調べられる範囲を判断します。告知だけで目的に足りるなら、そこで分かったことを使い、資料や参加後の対応は未確認とします。

本編の内容を記録するときは、扱う問い、説明の順番、根拠や実演、次の案内を要点で整理します。資料や録画そのものを自社のコンテンツとして使うのではなく、自社の企画を考える材料にします。

競合の一覧から、自社で試す企画を選ぶ

記録した差は、自社の顧客が求める内容と照らして判断します。自社で説明できることと、開催後に案内できることまで含めて企画にします。

自社の顧客の課題と説明できる材料から企画を作る

架空例:出張申請の承認を整理したい担当者向け

架空の社内申請システムの会社で考えます。顧客から「導入の前に、申請の承認経路を整理したい」という相談がある、と仮定します。実在する会社の実績や、実施済みのウェビナーを示す例ではありません。

競合の告知に製品機能の紹介が多いなら、自社では現状を整理する演習を中心にする案が考えられます。競合にないテーマを選ぶだけでなく、自社の顧客に必要な内容かを確かめます。

企画で決めること架空例で考える内容
対象導入を検討する前に、申請の流れを整理したい担当者
参加後にできること申請内容、担当、承認の順番と例外を整理できる
本編の内容架空の記入例を見ながら、現状の流れを書き出す
用意する材料自社で作成した記入例、確認シート、製品で対応できる範囲
次の案内整理した流れを基に、対応範囲や導入時の確認事項を相談する

申込から相談まで、確かめる問いを決める

企画の段階で、誰に関心を持ってもらいたいか、参加後に何を理解してもらいたいかを決めます。申込数だけを目標にすると、集まった人が想定する対象と違っていても気付きにくくなります。

自社では、告知を見て申し込んだか、実際に参加したか、内容について何が分かったか、次の案内へ進んだかを順に確認します。参加が少ない場合と、参加はあるが相談につながらない場合では、見直す箇所が変わります。

企画の採否は、講師が説明できる材料、準備と運営の負担、開催後の対応も含めて判断します。試した結果を次の記録へ残せば、競合のテーマを追いかけるだけでなく、自社で得た反応から改善できるようになります。

ウェビナー集客の成功事例9選|申込・参加・商談を増やす方法自社の企画・告知・開催後の案内を考えるときに、公開されている集客事例を確認できます。関連記事|DSSお役立ちコラム

競合ウェビナー分析でよくある疑問

公開情報を整理するだけでも、対象やテーマの違いは見つけられます。分からない数字を補わず、今回の企画の判断に必要な範囲から始めましょう。

公開告知で確認したことと未確認の内容を残す

競合ウェビナーの申込数や商談数は分かりますか?

競合が公表していなければ、外部から正確な実績を把握できるとは限りません。定員や開催回数を申込数の代わりにせず、未取得と記録します。公表値がある場合も、対象イベント、期間、人数の数え方を確認してください。

無料のツールだけで調査を始められますか?

公式の告知ページや公開アーカイブ、公式SNSの確認と、表計算での記録から始められます。公開情報の整理と、他社の実際の参加・商談データの取得は別です。対象が増えて作業が負担になった場合に、更新の把握や分類を助ける道具を検討します。

AIで競合ウェビナーの一覧を作ってもよいですか?

確認済みの告知から、開催日や対象、テーマを整理する下書きに使えます。出典URLと確認日を付け、同じ催しの重複や、ライブと再配信の取り違えを人が確認します。公開されていない参加人数や商談成果を、AIの推測で埋めないようにしてください。

比較対象を選ぶところから確認したい方は、競合分析の基本と進め方も参照してください。調査の土台を整理できます。

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