家族葬のチラシは、料金を大きく載せる前に、読んだ人に何をしてほしいかを決めます。
会館を覚えてもらう紙面と、事前相談を予約してもらう紙面、見学会へ来てもらう紙面では、必要な情報が違うからです。
見やすさと正確さは両立させます。
写真と価格だけに絞って条件を小さな注記へ押し込まず、含む内容、会館、連絡先までを無理なく読める順番で作り、印刷前に現場担当者と確かめましょう。
この記事でわかること
- チラシの目的を一つに絞り、載せる情報を決められる
- 料金と追加条件、会館、電話・QRの説明をそろえられる
- 実寸校正と配布後の記録から次の紙面を改善できる
動画でわかるライバルマーケティング
一枚のチラシで増やしたい行動を一つ決める

紙面に多くの情報を載せるほど、どこを読めばよいかが曖昧になります。最初に一つの主な行動を決め、その判断に必要な情報を選びます。
一枚の紙面では主な行動を一つにし、必要な情報をそこへ集めます。
会館認知・事前相談・見学会で原稿は変わる
会館の認知が目的なら、名前、場所、どのような葬儀に対応するかを中心にします。
事前相談なら、何を相談できるか、費用、相談方法と予約先が必要です。
見学会なら日時、所要時間、予約の要否、変更時の連絡を優先します。
同じ紙面に入会・相談・見学・資料請求を同じ大きさで並べず、主な案内を決めてください。
葬儀の案内状と自社の販促チラシを混同しない
遺族や関係者へ日時を伝える案内状と、地域へ会館やサービスを知らせるチラシでは、公表する情報と確認者が異なります。
個別の施行写真や氏名を販促へ使う場合も、本人や関係者への確認を省かないようにします。
葬儀・終活事業の広告をご検討の方へ
紙面とWebで同じ相談を案内すると、受付後の認識違いを減らせます。
Web広告も考える方は、チラシの主題とリンク先の相談ページをまとめてご相談ください。
料金・会館・連絡先を、比較できる情報にする

読者が知りたいのは、目立つ金額だけではありません。自分の条件で使えるか、どこにあり、連絡後に何ができるかまで分かるようにします。
料金の条件、会館、連絡後にできることを、紙面とリンク先で一致させます。
基本価格、対象人数、日数、追加条件の書き方
価格には、対象となるプランと含まれる内容を近くに示します。
日数や人数、会場、安置の期間などで変わる費用と、第三者への別払いを分けて説明します。
割引がある場合は適用条件を添え、通常価格との比較に根拠があるかも確認します。
小さな注記を探さないと総額の条件が分からない紙面は、文字を減らすより配置から見直します。
会館名・所在地・駐車場・利用条件
外観や内観は実際の会館の写真を使い、写真が示す施設名を明記します。
複数会館を載せる場合は、料金の対象会館を曖昧にしないようにします。
地図には住所、目印、駐車場などを載せます。利用人数や設備を示す場合も、着席数や部屋の使い方などの条件を現場と確認してください。
電話番号とQRコードの先で同じ説明を見せる
電話は受付できる時間と相談内容を、QRは開いた先でできることを短く添えます。
「詳しくはこちら」だけより、料金詳細、相談予約、見学会申込みなどの行先が分かる方が迷いません。
印刷後も使えるURLにし、配布期間中にページを削除しないようにします。
QRの案内先だけ価格が違う場合は、広告全体をそろえてから配布します。
自社の情報で埋める、記入式の原稿例
以下は、自社の確認済み情報を入れて使う「記入式の原稿例」です。角括弧は読者が書き換える欄を示し、記事の未完成箇所ではありません。
「[会館名]では、[対応地域]の方へ[事前相談・見学の案内]を行っています。相談できる内容は[費用・葬儀の流れなど]、受付は[方法・時間・予約の要否]です。お問い合わせは[電話番号・相談ページ]へ。」
料金を載せる場合は「[プラン名・税込価格]/対象は[人数・日数・会館]。含む項目は[確認済みの内容]、追加費用が生じる条件は[安置延長などの条件と費用]」を添えます。
公開前に現場の見積内容と照合してください。
葬儀社・家族葬の広告はどう選ぶ?媒体・価格表示・問い合わせの設計葬儀広告の価格表示と、媒体ごとの対象設定の注意点はこちら。関連記事|マーケティングノート
葬儀・終活事業の広告をご検討の方へ
QRの先に料金と相談方法がそろえば、Webでも同じ内容を案内しやすくなります。
広告の相談には、紙面と自社ページを一緒にお持ちください。
読み順を作り、現場の確認を通してから印刷する

デザイン画面で見えた文字が、印刷物で読めるとは限りません。表面と裏面の役割を分け、実際の大きさで原稿と導線を確かめます。
読めない注記を増やすより、訴求を絞って重要な条件を読みやすくします。
表面の主題と裏面の詳しい条件を分ける
表面には主題、対象、主な案内先を置きます。
裏面にはプランや会館の説明を整理しますが、重要な価格条件を裏面だけに隠してよいわけではありません。
複数プランを並べるなら、比較する項目をそろえます。写真の大きさだけで差を付けるより、日数や含む内容の違いが読み取れる構成にします。
小さい注記で主表示の不足を隠さない
料金の前提や申込条件は、主な表示との関係が分かる位置に置きます。
読めない文字まで縮める必要があるなら、訴求や掲載プランを減らします。
現場担当には「この紙面だけを見て電話が来たら何を説明するか」を確認してもらいます。
別途料金の説明が多く必要なら、原稿が不足している可能性があります。
写真・地図・連絡先を実寸で照合する
原寸で印刷し、本文、注記、数字、電話番号を読めるか確認します。QRは実際に複数端末で読み取り、予約や電話の導線も最後まで通します。
料金の有効期間、開催日、曜日、会館名、住所、電話番号を別の担当者が照合します。
印刷部数が多いほど、最後の校正を担当者一人の記憶に頼らないことが大切です。
葬儀・終活事業の広告をご検討の方へ
印刷前の確認と同じように、Web広告も実際の料金と受付に説明を合わせます。
紙面の配布後に広告を追加する方は、告知済みの条件をご用意ください。
配布の範囲と相談件数を記録し、次の紙面へ反映する

反響がなかった理由をデザインだけで判断しないために、配布した場所、時期、部数と相談の記録を残します。
配布部数だけでなく、地域・時期・実相談の内容まで記録して紙面を直します。
商圏と配布方法、印刷・配布費をそろえる
折込、ポスティング、店頭などの方法を分け、地域と配布時期を記録します。
実際の対応地域外へ広く配るより、会館への距離や地域の動線を調べます。
印刷費だけでなく、デザイン、原稿、配布、受付の負担も集計します。
別時期の紙面と比べる際は、配布数や地域が違うことを併記してください。
専用番号やQRから反響を分ける
可能なら紙面ごとに区別できるQRや連絡経路を設けます。共通電話なら、相談者の負担にならない範囲で見たものを確認します。
QRの読取り、相談予約、実際の相談は別に数えます。複数人で一件の相談をする場合もあるため、人数と世帯数を混同しないようにします。
問い合わせの内容を見て訴求を直す
料金を聞くだけの電話が多いなら価格条件を、場所の質問が多いなら地図を見直します。対象外の相談が多ければ、提供範囲の説明を直します。
一度の配布で施行につながらなくても、事前相談として役立つことがあります。
急いで契約を求めず、連絡を希望した内容に沿って対応してください。
葬儀会館の見学会集客|企画・告知・予約から来場後の対応まで見学会へ案内するチラシを作る場合の企画・予約・来場対応を確認できます。関連記事|マーケティングノート
葬儀・終活事業の広告をご検討の方へ
チラシとWebの経路を比較したい方は、配布地域と実相談の記録をお持ちください。
ライバルマーケティング広告は、サービス、媒体条件、指定URL、案内先を確認して検討します。
家族葬チラシでよくある質問

家族葬チラシに必ず大きな価格を載せるべきですか?
目的によります。事前相談や見学会なら、相談内容や日時、会館情報を主題にできます。
価格を載せる場合は、含む内容、追加条件、割引の対象などが分かる表示にします。
両面チラシなら料金条件をすべて裏面へ載せてもよいですか?
重要な条件が主な価格表示と離れ、読み落とされる構成は避けます。主表示の近くで前提を理解できるようにし、詳しい内訳を裏面で補います。
チラシの効果はQRの読取り数で判断できますか?
読取り数だけでは判断できません。相談予約、相談実施、施行までの経過を分けて記録します。
電話からの相談も含め、配布地域と時期、費用をそろえて比較してください。











